日本の英語学習の優秀さ~英会話はできなくても~

日本の教育では英語という科目中学から始まります。その後高校でも、その後の大学でも英語の授業はあるはずで、学ぼうと思えば学ぶことができないわけではないと思います。中学で学校を終えると特に英語学習の機会がなくなるかというとそうでもなく、巷には英会話教室がたくさんあふれています。英語を学ぼうと思えば学ぶ環境はたくさんあると思います。

さて、そうではあっても、中学・高校と6年間英語学習をしてきても、英語を話せるようになっている学生はどれだけいるでしょうか?6年間も勉強していれば片言でも英語を話せるようになっていてもおかしくありません。

さて、それでは日本の英語の学習の形に問題があるのでしょうか?そのような意見もたくさん聞きます。ですがそれだけでしょうか。ここはとても大事なことだとおもうので、真剣に議論されるべきだと思います。私は大学までで、古代ギリシャ語、ラテン語、フランス語、ドイツ語とヨーロッパ系の言語を学びました。

自慢する訳ではなく、今はどれもモノになっていないので恥ずかしい限りですが、その過程でわかったのは、それぞれがよく似たところが多いということです。文法や語彙。語源の同じものはとても多いです。言語の背景になる文化、宗教。じつはこれが言語を学ぶうえでとても重要な要因であります。ヨーロッパの人たちは英語は自分の国の言葉と似ているところが多いので、圧倒的に学びやすい。そうしたことを考えると、普段とくに英語を話すあるいは使う必要がない日本の学生が高校まで英語学習ができるのは、それだけでも指導する側の優秀さの表れであると思います。